Cubasis3を3ヶ月使ってみて分かった長所と短所(DTM)
IpadでDTMをしたいってなった時、候補に上がるDAWの1つ Cubasis3
しかしあまりIpadでのDTMが普及していないのか、Cubasis3に関する日本語の情報は少ないです。
そこで今回は筆者が実際にCubasis3を3ヶ月使用して感じた長所や短所をまとめていきます。
今回は初心者向けの記事なので、参考にならない人もいるかも知れませんがご了承ください。
長所
音の種類が多い
ざっと数えて200種類近くの音源があり、かけれるエフェクトの種類も多いので自分の思い通りの音を心ゆくまで探せます。
音色は音楽の雰囲気を決めるために大事な要素なので、音の種類が多いというのはDAWを選ぶ上でとても重要な要素だと思います。
ただパソコンのDAWの様に販売されてる音源やネットにある音源を追加したりはおそらくできないと思います、ただIpadで音源追加できるDAWは私の認知する限り存在しないのでこれは仕方ないのかもしれません。
必要な機能を買い足すことができる
Cubasis3にはいくつもプラグインが存在しており、必要に応じて買い足すことができます。不定期でセールやってるのでそのタイミングを狙うのもおすすめです
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初心者の方は必要以上に機能が多くても混乱すると思うので、一番最初にプラグインをすべて購入するみたいなやり方はおすすめしません。
どうしてもこの機能がほしいな~みたいのを理解してきてから必要な機能を買うほうが値段的にもお得だと思います。
Inter-APPで他のアプリと連携できる
Inter-APPというのは他のアプリの音をオーディオとしてCubasis3内で使ったりできます、他にも色々出来ます。
個人的に便利な使い方はAudioKit Synth One SynthesizerやMedleyというアプリをInter-APP経由で使うという使い方がおすすめです。
Midiキーボードがなくてもリアルタイム入力ができる
パソコンでリアルタイム入力するためにはオーディオインターフェースやMidiキーボードなどが必要になってきます。
Ipadでもリアルタイム入力するためにはMidiキーボードとLightningカメラアダプタというIpadとUSBをつなぐコードが必要になってきます。
MidiキーボードがBluetooth搭載のものを買えばLightningカメラアダプタは必要ではありませんが、やはり遅延が気になったりMidiキーボード自体の値段が上がるので最低でも6000円近くは必要になってきます。
そんな中Cubasis3は画面にピアノが表示されており、画面をタップすることでMidiを入力することが出来ます。初心者にはありがたい機能だと思います、これはパソコン版にはない利点ですね。
短所
日本語非対応
Cubasis3はすべて英語で、言語設定でいくつかの言語には対応していますが、日本語には対応していないため英語が苦手っていう人には優しくないですね。
一応日本語のサイトはありますが、いちいち調べるのは手間ですし、時間もかかります。
操作性が悪い
Cubasis3を使う前はMedleyというDAWを使っていて、圧倒的に操作性が悪いな~って感じます
これも慣れれば解決するかなと思っていたのですが、3ヶ月使った今でも圧倒的にMedleyの方が使いやすいなと感じます。
Medleyはダウンロードして起動してすぐに使えるほど簡単で、Midiの入力も非常にやりやすかったのでやはりCubasis3の方が使いにくいのかな とは思ってしまいます。
なれないと何をすればいいかわからない
Cubasis3は色々なことが出来る反面、初心者は出来ることが多すぎるとなにがどの機能か理解するまでに時間がかかってしまうと思います。
日本語に対応してないことも相まって初心者の敷居を大きく上げてしまう要因になると考えてます。
結論
Cubasis3は色々な機能があり、音色がかなり多くエフェクトを加えたり音を重ねたりしたら音はほぼ無限大です。
その他にもプラグインを加えたりVelocity(音ごとの音量)を細かく調整できたり出来ることが非常に広いです。
しかし日本語非対応だったり日本語の情報が少なかったりしますし、DTM知識ゼロの人が扱うには難しいと思います。
なので初心者がCubasis3を買う前に無料版のMedleyを試して見るのをおすすめします。
Medleyでは有料会員になれば音色を追加できますが無料版でもお試しなら充分すぎるぐらいなのでDTM未経験者でIpadでDTMしてみたいという人はMedleyをおすすめします。
Medleyの紹介記事はこちら
Cubasis3にできてMedleyにできない主要な機能は
- Inter-App
- ボーカル録音
- Cubaseとの連携
- リアルタイム入力
- 沢山の音色を使う
- 音量の細かい調整
- エフェクト追加
Medleyの紹介記事はこちら
以上の機能がほしいと思ったらCubasis3を購入するのはありだと思います。